最近GoogleSlidesを使うことが多くなりました。かなり便利です。しかし、GoogleSlidesで画像を編集したあとに画像をダウンロードすると画質が悪くなってしまう問題があります。そこで、GoogleSlidesの画像をダウンロードする方法を調べたところ、GoogleSlidesからPDFファイルでダウンロードして、そのPDFファイルを画像ファイルにする方法が手っ取り早いようです。PDFファイルからPNGファイルに変換するには有料ソフトがあるみたいですが、無料のソフトだとimagemagicというソフトが使えそうなことがわかりました。しかし、Windows版はインストールが大変のようです。一度インストールしてみましたが、うまくいかなかったのでDockerでimagemagicを使ってみました。以下、使い方をメモしておきます。
前提
- Windows10
- Dockerがインストールされていること
Dockerのイメージ取得コマンド
docker pull dpokidov/imagemagick
作業用フォルダ(Windows)
- 以下のフォルダに移動し作業する。
- 今回はsample.pdfファイルを変換する。
C:\Temp\sample.pdf
sample.pdfのスライドを一枚ずつpngファイルにする
以下のコマンドを実行する
docker run -v /c/Temp:/imgs dpokidov/imagemagick -density 300 /imgs/sample.pdf /imgs/image%03d.png
-v /c/Temp:/imgs
でWindowsのC:\Temp
をdockerイメージ上の/img
にマウントする-density 300
は画質の指定。これを低くすると画質が落ちる/imgs/sample.pdf
変換するpdfファイル/imgs/image%03d.png
出力するpngファイル- 名前はimage000.png、image001.png・・・となる
PNGファイルの余白部分をトリミング(1枚だけ)
docker run -v /c/Temp:/imgs dpokidov/imagemagick -fuzz 5% /imgs/image000.png -trim /imgs/image_trim_000.png
-fuzz 5%
はトリミングする精度。5%とか10%とか指定する/imgs/image000.png
のファイルの出力が/imgs/image_trim_000.png
となる
PNGファイルの余白部分をトリミング(全ファイル)
docker run -v /c/Temp:/imgs dpokidov/imagemagick -fuzz 5% /imgs/image***.png -trim /imgs/image_trim_%03d.png
感想
つくづくDockerは便利だなと思いました。DockerがあればWindowsOSじゃなくてもいいような気がしてきました。
仕事ではMacを使っているのですが、キーボードがいまいちなので、つぎはPCを変えるならUbuntuでもいいかなと思っています。
参考
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